マキノの里山整備活動に参加してきました!
スタッフの坂下です。マキノまちづくりネットワークの里山整備活動に参加してきました。
マキノまちづくりネットワークセンターでは、住民の皆さんが自分たちで町のいいところをもっと知ってもらおう、もっと魅力ある町にしていこう、もっと暮らしやすい町にしていこう、もっと楽しい町にしていこうと活動している人たちを支援しています。
今年は、未来ファンドおうみ「おうみNPO活動基金」の助成を受けて、マキノ町の里山整備活動を行います。
マキノ町辺りの里山には春先にかたくりの花が咲き、一時は多くの人が森の妖精“かたくり”を見に来られていました。ところが、里山の整備がされなくなり、かたくりの花が減ってきたそうです。またみんながかたくりを楽しめる里山にしたいと、整備活動を始めます。
2012年7月7日(土)、七夕。梅雨らしい細かい雨が降るなか、第1回目の里山整備活動が行われました。
9時、マキノピックランドに集合。
雨の中ですが、20名が参加。自己紹介をして開始となりました。
参加者は地元の方とマキノまちづくりネットワークセンターの方に加えて、活動つながりで大津市や朽木からの参加者もおられました。作業に入る前に注意事項を聞き、いよいよ藪を開いていいきました。私も鎌と軍手を持って作業に参加してきました。
整備の範囲は、100m×100mくらいだそうです。
散策の道があったのですが、すっかり藪におおわれています。
背丈ほども伸びたススキの群生を刈払機で刈りながら進みます。
藪が切り開かれていくと、“やまおやじ”の姿が出てきました。“やまおやじ”とは、長年炭や薪にするために人が枝を切り、萌芽更新を繰り返したクヌギなどの幹が太くなり、こぶや空洞ができたものを写真家の今森光彦さんが名付けました。ほんとうに、里山で“やまおやじ”がどっかりと腰を下ろしているみたいです。
かわいい木イチゴのような実がありました。
サルトリイバラのつるがあちこちに生えていたので、お土産にたくさん葉をいただきました。九州では、柏餅といえば、このサルトリイバラの葉を使うそうです。淡海ネットワークセンターのスタッフでお菓子作りが得意な遠藤さんにお土産です。
後日、マキノの里山の葉を使ったかしわ餅をいただきました。
今後の活動予定
第2回整備活動 9月8日(土)9時~12時 ※雨天予備日:9月9日(日)
第3回整備活動 10月13日(土)9時~12時 ※雨天予備日:10月14日(日)
第4回整備活動 11月17日(土)9時~12時 ※雨天予備日:11月18日(日)
里山交流会 11月17日(土)12時~15時
①石窯ピザ作り体験 ②里山講演会 ③交流&親睦会
第5回整備活動 2013年3月9日(土)9時~12時 ※雨天予備日:3月10日(日)
ぜひ、みなさんもご参加くださいね。