どろんこキッズ農体験

9月28日、青空の下米原市近江町で活動されている
どろんこの会の収穫祭が行われました。
どろんこの会は、子ども達に農業を通して何かしてあげたいと考え、
地域のおじいちゃん、おばあちゃんが立ち上がり、結成された団体です。
この日は稲刈りとサツマイモの収穫です。
子ども達の参加は37名、ボランティアさんが12名、
そのほか子ども達の親や兄弟で大勢の参加でした。
田んぼへボランティアさんに守られていきます

カマを持って稲を刈り、昔の脱穀機を体験します。
稲の持ち方、釜のあて方、足の位置など丁寧に教えられていました。
稲刈りの説明を聞いています
さあ~始まりです。
子ども達は初めての子も多いのですが、稲をひとつかみして、
力を込めてカマを当てていました。
脱穀は足も使わなくてはいけませんが、力がいりますから、難しかったようです。

サツマイモの収穫は、土が堅いので大きな芋はなかなか採れなくて、大勢で
土を掘っていました。でも大きな芋が採れると、自分がとったということで
自慢です。


その後、公民館に帰り、露天風呂体験や、遊びをして過ごします。
いつもは露天風呂も畑のそばのハウスでされていたそうですが、今回は
先日の台風で、ハウスが水につかり、水道が使えなくなったということで
急遽、午後の部は公民館で開催となったということです。


このあたりは田園風景の田んぼが広がっていますが、新興住宅地も多くなって
田植えや畑の体験など、したことがない親子も多いそうです。そういうこともあり、どろんこの会の皆さんは、子ども達に農業体験を通していろいろなことを学んでほしいと思い、地域のおじいちゃん、おばあちゃんとして活躍されています。