第一回伴走支援の様子

今年度、社会的インパクト評価を実施していただくのは
・あいとう福祉モール運営委員会 様(東近江市)
・特定非営利活動法人あめんど 様(大津市)
・淡海ネットワークセンター
以上、3団体です。
この一年、伴走支援のコーディネーターとしてお世話になるのが
河合 将生さん(office musubime 代表)と
西村 昌弘さん(ならファンドレイジングラボ 代表)です。
第1回伴走支援は、12日に淡海ネットワークセンターとあいとう福祉モール様
13日に特定非営利活動法人あめんど様にお邪魔して、行われました。
これから1年、全7回の伴走支援を経て、ロジックモデルと社会的
インパクト評価を活用した新たな資金調達計画案のブラッシュアップ、
組織強化の改善策などのゴールを目指したいと考えています。
まずは現状分析と、それぞれの団体が目指す方向性の抽出作業になります。
まず、「何をしているの?」「どう社会に役に立っているの?」から洗い出して
いきます。まさに原点回帰。
年月を経てくると、とかく曖昧になる事が多いのも、よくあることです。
当センターの対象「おうみ未来塾」を例にしてみましょう。
目的は地域プロデューサーが育つ塾です。
地域の課題を発見し、政策化し、実行できる意思と能力を備えた人が
育つ場の共有でした。今まで14期(326名)の塾生が卒塾し、
その活躍の様子もうかがうことができます。
でも、評価は結果だけで判断するセレモニーでしょうか?
つまり、当初の目的や経緯、内容を分析し、計画の中に取り入れて
改善しながら最終の目的達成のために、それぞれの枠組みに対し、
評価することが本来の意味ではないでしょうか。
また、それぞれの段階で振り返りを行うことで、
団体の強みや弱み、社会との要望や不適応などを
洗い出し、団体の組織強化を進めていく推進力になることです。
当日は卒塾生のスタッフ(2名)や未来塾担当者が参加して、
個別の情報を抽出し、カテゴリー別に分けて
それぞれの情報が連携しながら、強みになっているか?
視点が多角的になっているか?卒塾生の現在の様子を把握できているか?
など点を結んで、図形に仕上げていきました。
河合さんのファシリテーター力に助けられ、記憶を辿りながら多様な意見、
違った視点からの気づきなど、視野が広がった2時間でした。
次回は5月9日。
それまでに、強み・弱みなどの分析を抽出することを宿題としました。
淡海ネットワークセンター

あいとう福祉モール運営委員会様

特定非営利活動法人あめんど様