淡海ネットワークセンターが社会的インパクト評価に取組む理由
二〇一六年、休眠預金等活用法が成立するなど、NPOをはじめとする
民間公益活動への資金の流れは変わりつつあります。
また、資金の出し手は活動による社会的な価値の「可視化」
(社会的インパクト評価)を求めています。その評価が民間資本を呼込み、
活動が成長できる環境を整える基盤強化に繋がります。
成果とは?参加者数などの「結果」や数値化しやすい指標だけでは十分ではなく
社会的課題を抱える地域が、活動したことで地域社会や住民にどんな認識や
行動の変化をもたらしたか?変化のきっかけになったか?
このような成果を「可視化」することです。
NPO等が組織基盤強化を図るには助成金はうまく活用する術が必要です。
社会的背景を理解し、資金の出し手となる助成団体や投資家が
「自分たちのファン」となってもらうことです。
このような情勢を踏まえ、今後、社会的インパクト評価は公益活動の基盤
(インフラ)として定着することになると言えます。