9/16おうみ未来塾一般公開講座「地域と共に創る」を開催しました!

今回は、地域プロデューサーを目指す塾 おうみ未来塾12期生で入塾式を除くと基礎実践コース唯一の一般公開講座です。塾生30名に加え、一般からは14名の参加があり、今回のテーマの「地域と共に創る」とあるように塾生と一般の方々が「共に」地域づくりについて理解を深めるよい機会となりました。ご参加いただいた皆様どうもありがとうございました。
講師は、おうみ未来塾アドバイザーもしていただいているNPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表の藤井絢子さん、そして山梨県北杜市で都市農村交流で農村再生を実現されておられるNPO法人えがおつなげての代表 曽根原久司さんです。
流れとしては、滋賀県にはるばるこられた曽根原さんのゲスト講演が30分、そのあとは、場所は違えど共に農村をつなぎ地域と共に、地域を創ってこられたお二人の豪華スペシャル対談、1時間ですすみます。
まず、曽根原さんのゲスト講演ですが、タイトルがインパクトがあります。
「日本の田舎は宝の山~農村資源を都市のニーズと結べば、10兆円産業が動き出す~」です!まさに曽根原さんがNPO法人えがおつなげてで実践されてきたことがこのタイトルの中につまっています。

[講演中のNPO法人えがおつなげて 代表理事 曽根原久司さん] ほんとに10兆円?動き出すのか?!そんな疑問の中、曽根原さんの明るい軽快なトークで農村再生ストーリーが進んでいきます。
荒れた耕作放棄地。全国的にも問題となっている問題ですが、曽根原さん移住された山梨県北杜市も例外ではありません。曽根原さんは、都市から若者や企業研修を受け入れ、外部資源を投入しながら放棄地の再生をされていきました。この輝かしい実績ですが、とても戦略的に計画された農村起業だったということがあとの12期生限定の曽根原さんの農村起業ワークショップでわかりました。農村資源と都市のニーズをかけあわせることで農村再生ビジネスモデルがうまれるということである。
そして、曽根原さんの講演のあと、いよいよ藤井さんと曽根原さんの対談です。対談のテーマは「地域と共に創る~食とエネルギーの自立にむけて~」です。

[お二人の対談の様子。左から藤井絢子さんと曽根原久司さん] お二人は、同じくして食とエネルギーという暮らしの中で重要なものを自立に向かわせる仕組みづくりに力を入れておられます。
藤井さんは、菜の花を栽培し、その菜種油で出た廃食油でバイオディーゼル燃料にや石鹸にリサイクル。菜の花プロジェクトで食とエネルギーを循環させ持続可能な社会に向けて、この仕組みを地域から社会へ広げて行かれました。
 お二人は、東日本大震災を契機に食とエネルギ―を地域で持続可能にしていくことの重要性をとなえながら、それぞれの活動経験からこれからの地域と共に創っていく仕組みについてのヒントを会場へ伝えていただきました。
 淡海ネットワークセンターでは、おうみ未来塾など地域づくりに関する学びを講座をこれから開催していきますので、これからもどうぞよろしくお願い致します!

[最後に参加した塾生と一緒に元気もりもり~ポーズで記念撮影。地域プロデュースもりもり~やりましょう!]