おうみ未来塾15期生の加藤 洋さんの取材に行ってきました。
2020年9月11日(金)おうみ未来塾15期生の加藤 洋さんに取材に伺いました。
加藤さんは、現在、TAMグループである「株式会社しゃかいか!」の代表取締役をされています。「株式会社しゃかいか!」とは、社会科見学、工場見学を通じて日本のものづくり現場を紹介、応援するWebメディアを中心にしたソーシャルコミュニティです。
ウェブ制作会社ということもあり、withコロナ社会の前からオンライン会議やリモートワークをされていたそうで、ご実家のある滋賀県から大阪、東京、そして海外にまでオンラインで仕事をされていました。加藤さんいわく、「オンライン会議はファシリテーション能力が大切になってくるが、それをクリアすれば、仕事の効率化や時間短縮などメリットが多い。withコロナ社会で働き方や生活様式が大きく変わり、戸惑っている人も多いが、自分自身は、働き方はそんなに大きく変わっていない」とのこと。
また、リモートワークによるデメリットについてもお話しいただきました。
都会に住む独身の方の中には、リモートワークにより外に出ない日が続き、一日中、人と話さない日がでてきて精神的にストレスを抱えてしまう人が、たくさんおられます。
都会で仕事をしている人の中には、地方に移住したいと考えている人も多く、そこで地域の人たちと交流しながら、本来の仕事もリモートで続けていける。そのような働き方が増えてくるのではとのことでした。
都会で働く人が、滋賀に移住したいと思ったときに、地域づくりについて事前に学べる場所として、おうみ未来塾があってもよいのでは?ともおっしゃっていました。
加藤さん自身、東京や大阪、また海外で仕事をする中で、自分の育った滋賀を改めて見つめ直したいと思ったのが、未来塾に入った理由の1つだったそうです。
《スタッフより》
「滋賀県には、まだまだ面白い人や地域があると思います」
とおっしゃる加藤さんの前向きな姿勢に共感しました。