おうみ未来塾15期生の山内健さんの活動現場へ取材に行きました。

2020年8月4日(火)おうみ未来塾15期生の山内健さんの活動場所へ取材に行きました。
現在、山内さんは、「びわ湖が恋する野菜たち」という、滋賀県内で育てられた環境負荷の少ない農法の野菜の詰め合わせBOXの定期宅配をされています。
宅配する野菜は、県内で環境への配慮や想いを持って野菜作りをされている4軒の契約農家さんからのものです。今回、山内さんと一緒に、契約農家の1つである、野洲の中主にあるレイクスファームさんを訪れました。
レイクスファームの辻久美子さんは、「しが農業女子100人プロジェクト」の副代表もされています。取材時は、ブルーベリーの収穫の真っただ中で、今年は長雨の影響で出荷ができず大変だったとおっしゃっていましたが、収穫直後のブルーベリーは甘酸っぱく、カラダが元気をもらえるような味でした。

山内さんが今回の活動を始められた背景には、以前の職場で「ヨシを使った紙」の事業を立ち上げた際、滋賀県内の農業、林業、漁業、NPOの方たちと関わることが多く、その時に、大阪府出身の山内さんは、滋賀県の人の「びわ湖を大切にする」という意識に感銘を受けたとのことです。そして、自分が感銘を受けたように、京阪神の人にも、この「野菜BOX」を通じて、びわ湖の美しい風景とそれを生み出す人々の環境意識と活動をもっと知ってもらいたいという想いがあるそうです。そのためには、ぜひ、野菜BOXを直接受け取りに行って、びわ湖を眺めながら農家さんの生の声を聞いてほしいとのことでした。
未来塾の15期生でもある山内さんは、「塾を通して人とのネットワークの構築ができた点はすごく良かった」とおっしゃっていました。

《スタッフより》
山内さんが、レイクスファームの辻さんに未来塾の説明をされるときに、「未来塾は、地域の中で人の役に立つような活動をしたいと思っている人が集まって勉強する塾」と説明されていたのが、とても分かりやすく印象的でした。

「びわ湖が恋する野菜たち」HP  ↓

https://biwacoi.com/