【卒塾生への取材PART2】未来塾14期生の方へ取材に行ってきました!

2020年6月3日(水)前回に引き続き、NPO法人BRAH=art.さんへ取材に行きました。今回は、未来塾14期生の谷 剛さんの主な活動場所である、瀬田一里山にある日中一時支援事業所「Yafa~」へお伺いしました。

「Yafa~」は、障がいのある方が仕事や作業所、学校が休みの時などに家ではなく日中のOFFの時間を過ごす場所(日中一時支援事業所)として大津市の委託事業のもと運営されています。

いわゆるディサービスのように「全員が同じ時間そこに滞在する」のではなく、行きつけの喫茶店のように、ある程度自由な時間帯に出入りができる場所で1日10名程度の利用者がおられるそうです。昨今のコロナの影響で、利用希望に対して受け入れ人数を制限しなければならないこと、感染症の予防に努めながら、楽しめる活動内容をつくっていく事が今一番、苦慮されている事だそうです。

≪未来塾の卒塾生である谷さんには、率直に未来塾について、いくつかご質問させていただきました。≫

Q:未来塾での経験は、現在の活動(仕事)をするにおいて、どのような形でプラスになっていますか?

A:人と人とのつながり方が学べたこと。 グループ活動を通して、人はそれぞれに得意、不得意分野があり、個々の得意分野で仕事を任す事の大切さを学んだ。以前は、全部自分一人でやってしまうタイプであった。

Q:今後、時代のニーズにあった魅力ある塾として続けていくには、どのような取り組みがあればよいと思いますか?また、塾生の高齢化について、どのように思いますか?

A:グループ活動において、地域の課題解決を見つけるには、地元につながるキーパーソンが必ず必要だと思います。そういったキーパーソンになる方は、経験や知識、人脈のある年配の方が多いのも事実です。若者だけでは、グループ活動は難しいように思います。未来塾には、老若男女、様々な年齢層の方が入塾されるのが、理想ではないかと思います。

また、afterコロナ社会において、一つの地域に根差して活動するというのも大切な事ではありますが、それよりも、同じ目的やカテゴリーを持った人たちで集まり、活動する場があればよいなと思います。具体的には、コワーキングスペースなどで、企業や事業を起こしたい人たちが集い、情報交換や意見交換することが、大切になってくるのでは?と思います。

≪スタッフより≫

卒塾後も持続可能な事業への取り組みにつながる活動が、大切だと実感しました。

(写真右、谷さん)