【概要】おうみ未来塾12期生第2回本講座 余呉町合宿 報告!

淡海ネットワークセンターの膽吹です。
7/21、22と2日間にかけて、おうみ未来塾12期生の合宿をしてきました。
場所は長浜市余呉町。長浜市に合併をした余呉町では、市民によるまちづくりが活発に行われています。
今回のテーマは、「地域プロデューサーを考える」。
様々な余呉における地域プロデューサーの事例を見せていただきながら
塾生同士で地域プロデューサーとは何かを考える濃い2日間となりました。
一日目の午前中は、株式会社余呉バスに乗り込み、余呉のまちを見ていきます。
余呉バスの社長 木下さんに自ら運転いただく未来塾ならではのスペシャルなフィールドワーク。
公共交通は、経営難で撤退していく現実もあるなか、余呉バスは市民の手でつくられた高齢化する余呉の足を支え続ける会社です。日常で走られている路線を含めた余呉の素敵なスポットを案内いただきました。

[余呉バスにて ウッディパル余呉の前川さん案内風景]
[地域の足を支える余呉バスを体験!余呉バスから降りる塾生] バスガイドをしていただいた方は、余呉の観光拠点であるウッディパル余呉の支配人、前川和彦さん。
これまたスペシャルなガイドです。
余呉の歴史的スポットを要所要所で熱く案内いただく姿は、地域づくりの情熱を感じさせていただけました。
本当にありがとうございました。

[洞寿院入口にて前川さんの説明風景]
[特別企画!塾生の小野さん現地コーディネートで全長寺の住職さんより説明いただきました!] 昼食は午後からの講義、そして宿泊先になるウッディパル余呉の森林文化交流センターで。
これまたスペシャルな企画で、余呉の地域資源である余呉トレイルを歩きにきた観光客に出しているトレイル弁当を
体験させていただきました。多くの地元料理がたくさんつまったお弁当で工夫が万歳!

[トレイル弁当。盛りだくさんです!] お腹がいっぱいになったあとは、すぐに講座がはじまります。
まずは、余呉における地域づくりを担われている地域プロデューサー方々から3人続けての講義。
濃い時間が続きます。
ウッディパル余呉の前川和彦さん、余呉オペラ実行委員会の横山義淳さん、株式会社余呉バスの木下重樹さん。
3人の方々は分野も年齢も組織の形態も全然違いますが、それぞれが余呉に熱い思いをもっておられ、
地域の課題解決のために事業をおこなっておられました。

[ウッディパル余呉 支配人 前川和彦さん講義]
[余呉オペラ実行委員会/べんがら座 主宰 横山義淳さん講義]
[株式会社余呉バス 代表取締役 木下重樹さん講義] その後は、おうみ未来塾アドバイザーの法政大学教授の岡崎昌之先生から全国の事例をご紹介いただきながらの地域プロデューサーの考え方について学ばせていただきました。岡崎先生は、地域づくりは集落単位で考えることが大切、とおっしゃられ塾生もそれぞれの自分の地域のことを思い考えていたと思います。岡崎先生は、11期生のときも余呉での講座でお世話になりましたが、今回も朝からバスに乗り込んでいただきじっくり余呉講座に参加いただきました。

[岡崎先生 講義 テーマは地域プロデューサーを考える] 講義を聞いたあとは講師の先生方と塾生のディスカッションです。
みなさん積極的に地域をプロデュースるということについて考え方を共有し深めていきました。

[質問をする塾生]
[それに答える講師の方々]
[記念撮影] 全体塾生会を行い、その後は、せっかくの合宿という時間をみんなの距離を近づけるために自己紹介をじっくり行い、有意義な時間になりました。おうみ未来塾では2年目は、このメンバーでグループにわかれて活動していいくので、しっかりと自己紹介をしてお互いのことを知っておく必要があると考え塾生自らが企画していきました。
一人3分ということでとても短い時間でしたが、それぞれの個性が飛び交うとてもよい自己紹介ばかりでした。

[自己紹介を担当するAグループの司会進行ではじまりました!]
[サラ○パンな塾生も!]
[ピアノで自己紹介する塾生も!] その後はご飯を食べながら語らい、夜が更けていったのでした。

[みんなで夕食の準備!]
[みんなでいただきます!] [] [夕食。] 一日目は、これで終わり、2日目は、朝から特別企画の朝ヨガ!目覚めの一発ということで、12期生でヨガインストラクターの小林さんがじっくり朝ヨガをしてくださいました。みんな気持ちのよい顔されてましたね。

[朝ヨガ風景] 朝から余呉にある廃校になった小学校を使い不登校支援をされているNPO法人子ども自立の郷ウォームアップスクールここからさんを訪れました。
ここからの理事長の唐子恵子さんからの活動紹介にはじまり、建物の紹介などをしていただきました。
特に唐子さんの事業をはじめるにいたった思い、はじめるためのいろんな経験は塾生のみなさんも真剣に耳を傾けられていました。

[理事長 唐子 恵子さんより講演]
[校舎の見学] [] [唐子理事長囲んでの記念撮影] その後、場所を前日の横山さんが管理されている、べんがら座を見学して全体塾生会を行いました。
べんがら座は旧の木造の公民館を改装された小劇場。アートで地域づくりの拠点となっています。

[べんがら座]
[横山住職囲んでの記念撮影] そしてお昼は、塾生企画で、古民家を小劇場として改装されている余呉小劇場弥吉で地元料理を食べました。
また、今回の講座の大テーマである「地域プロデューサーを考える」というテーマでグループごとに分かれてワークショップを行いました。自分達のこれから発見していく地域課題や、その課題を解決していくために必要な人材像について議論しました。

[グループごとにワークショップの発表の図] これからの12期生は様々なフィールドで実践をとおして学び、2年目のグループ活動にむけて準備していきます。
みなさまどうぞよろしくお願い致します。