3/3「平家物語 沙羅の会」の公開講座が開催されました

2017年3月3日(金)13:30から、草津まちづくりセンター307会議室で「平家物語公開講座」が開催されました。当日は25名の参加がありました。


まず、平家物語「祇園精舎」の冒頭を、筑前琵琶の弾き語りで聴きました。続いてその全段を参加者全員で音読しました。
その後、竹盛講師から平家物語の成り立ちや特徴が説明され、登場する人物の滋賀県ゆかりの地について解説されました。一箇所目は、木曽義仲と今井兼平の義仲寺(大津市膳所)です。二箇所目は、白拍子祇王の祇王井川(野洲市)です。三箇所目は、宇治川先陣争いの佐々木高綱に関わる沙沙貴神社(近江八幡市安土)です。

当日は桃の節句でした。正面には小さなおひな様とお花が飾られていました。休憩には、ほのかな甘さの三色団子をいただきました。その後、参加者全員が自己紹介と本日の感想を語り、のどかな春の午後をすごしました。

同会は、本年度の未来ファンドおうみ「湖国文学活動応援むらさき基金」の助成を受けています。活動を一般の方にも広く知っていただきたいということで、今回の公開講座が開催されました。