NPO法人あめんどさんの食育事業に参加してきました

 11月24日(火)に、未来ファンドおうみ助成事業2015笑顔あふれるコープしが基金の採択団体であるNPO法人あめんどさんの、「苦手をたべよう!」をテーマに開催された食育事業に参加してきました。
 今年度、NPO法人あめんどさんでは、低年齢のお子さんをお持ちの親御さんに外へ出かける機会、何か不安や心配なことがあったら相談できる場所をつくりたい!という想いで、「小さな子どものための食育事業」に取り組んでおられます。
 今回の内容は、その前に開催された講座で学んだこと、植えた野菜を使って実際に調理して親子で食べてみるというもの。
 当日は5組の親子が参加され、子どもたちの平均年齢は2歳。魔の三歳児の前のかわいい時期で、個人的にはとっても懐かしく感じました。
 内容は、うどんを粉からつくり、会場である保育園の畑から収穫してきた大根・にんじんを切る体験をするというものでした。
 
 なかなか家では子どもにさせてあげるのが難しいうどんづくりですので、安心して粉を触ることができる良い機会となっているなぁと感じました。家でするとかなりの勇気が要るよねぇと開催側の大人たちの中では意見が一致するくらいです。

これは粉と塩をまぜるのを待っているところです。
うどんづくりが始まると、こねたり、のばしたり、足で踏んだり、子どもたちもお母さんたちもとても楽しんでいました。


うどんが出来上がると、次は野菜を切る工程へ。
お母さんが一緒に包丁を持ちながらやっていたのですが、子どもたちは「切る」という行為が楽しいようで、お母さんの心配をよそに、思い切り野菜を切っていました。両手を上手に使って固いにんじんをお母さんの助けなく自分の力だけで切っている子もいました。

これが完成したうどんです。うどんの中には大根や菜っ葉、にんじんと野菜もたくさん入っていたのですが、子どもたちはおしゃべりもせずにパクパクとたくさん食べておかわりもしていました。
今回の講座は、お母さんと一緒に料理をつくることで子どもたちに食への関心と苦手な野菜を食べてほしいということで開催されました。
参加されたお子さんの中には、普段は食は細めだという子もいたようですが、おかわりをするくらい食べていたり、自分が切ったにんじんを探している子がいました。その姿を見ていて、自分でつくったうどん、自分で切った野菜というのが食欲にも影響を与えるということがよくわかりました。