未来ファンドおうみ助成事業採択団体「NPO法人あめんど」さんを訪問してきました。
先日、未来ファンドおうみ助成事業2015の採択団体である「NPO法人あめんど」さん(以下、あめんど)におじゃましてきました。
あめんどは、今年度「笑顔あふれるコープしが基金助成」に採択され、主に未就学児とその保護者を対象とした食育活動をしていきます。クッキング教室や収穫体験、調理、アレルギー食の講座など計7回実施する予定です。すでに5月には、ジャガイモの植え付け体験したところ、6名の子どもが参加されたそうです。(もちろん、保護者の方も)
今回は職員2名で伺い、事業を始めるこの段階で、何か困っていることや悩んでいることがないかお聞きして、一緒にどうしたらいいのか解決策を考えるということでお話しをお聞きしました。
事業の実施計画については、すでに日時等も決められていましたが、広報面で悩んでいるということでした。この食育事業では、幼稚園などにまだ通っていない未就園児と保護者の方に特に参加してほしいが、その方たちに活動を伝えるにはどこで広報したらいいのかが難しいと話されました。すでに公民館や近隣の商業施設などには配布しているが、5月の参加者が例年より少なかったようで心配されていました。
未就園児と保護者に特に参加してほしい理由は、幼稚園などに通えば他の保護者や先生方との関係ができ、悩みなど相談する場ができますが、まだ通う前の子どもと保護者の中には、家の外の人との関係がない方もいるのではないか、そういう方に活動に参加してもらうことで、悩みなどを一人で抱え込まないで、安心して子育てをしてほしいからということでした。
話は変わります。あめんどの活動の始まりは子育て支援でしたが、今はひきこもりや生きづらい若者の社会復帰の支援もされています。
その活動では、若者たちが畑で野菜をつくり、収穫、干して商品にする、そして商品として販売するということをされています。
下記の写真は、商品の干し野菜です。野菜を干すと栄養価が高くなるそうです。
下記の商品を販売する経験は自信につながり、復帰にもつながるということで、販売させてもらえる場所も探されているようでした。
後日、当センターにも売りに来てくださるそうなので、楽しみです。
「よかったら、うちにも売りに来ていいよ」という事業所さんなどございましたら、ぜひあめんどまでご連絡していただければと思います。