「一人ひとりができること」未来ファンドおうみフォーラム報告 

2012年1月28日(土)、いよいよ待ちに待った未来ファンドおうみフォーラム
~一人ひとりができること あなたの寄付からはじまる絆~を開催しました。
野口健氏の講演を依頼してから5ヶ月。あっという間でした。
今回のフォーラムは、多くの方に市民活動や寄付について知っていただき、考えていただき、そして何かしらアクションにつなげていただくことを目指しました。
開催案内はこちらからどうぞ
ホワイエには、市民活動団体28団体に活動紹介をポスター展示していただき、また募金箱で活動への協力を呼びかけるコーナーも設けて、参加者へ活動アピールしていただき、交流していただきたいと準備しました。
10月15日に行った「市民に支えられるNPOをめざして~ファンドレイジングフォーラム」に参加された団体を始め、県内の様々な地域課題に取り組む市民活動団体に出展していただくことができました。出展団体の一覧はこちらからどうぞ
当日朝9時、スタッフで打ち合わせをしています。
淡海ネットワークセンター、滋賀県県民活動生活課、滋賀県国際協会、滋賀県体育協会が協力して開催してます。

ホワイエ展示の市民活動団体みなさんが集まり作業の説明をしています。みなさんで展示パネル約30枚を配置し、展示を行っていただきました。

ステージでは舞台転換の打ち合わせです。マイクの配置場所、演台を出すタイミングなどを確認しています。

11時、展示作業も終了した出展団体のみなさんに舞台で団体活動発表のリハーサルをしていただきました。活動の様子を伝える写真1枚と説明文をスクリーンに映し、1分間で発表していただきます。説明の後、順番にステージで感触を確かめていただきました。緊張~です。

13時、いよいよ開場。ホワイエでは来場者へ出展団体の方が活動について説明されてます。

13時30分開演です。約300名が入場されました。昨年の震災から、誰もが何かできないかと「一人ひとりができること」を考えてきた1年でした。多くの方が関心を持っておられるを感じました。

基調講演では、「一人ひとりができること」をテーマに、アルピニスト野口健さんが時に笑いも入れながら、実体験を通じた実感こもったお話をしてくださいました。
日本人の残したゴミが目に付いたエベレスト登山で、世界の登山隊から言われた「日本は経済は一流かもしれないが、文化やマナーは三流だ」という言葉に、行動によってそのイメージを変えたいとヒマラヤ清掃登山、富士山清掃登山を続け、継続することによって社会の意識が変わってきたことをお話されました。
「全ての人から好かれようと思うと活動できない。やるべきことをコツコツ続けていくことで少しずつ伝わっていくと思ってます。環境問題は自然が相手のようなイメージがありますが、問題を起こしているのは人間。一人ひとりの活動によって、人間社会に問題意識を広げていくことができます。この社会をどんな国に創りあげていくのかということにつながっている。そう思うと夢がある。そして夢のために踏ん張ることができる。」と語られていました。
大切なことを分かりやすくお話しくださいました。
野口健さんのWebサイト

後半は、南米のお話「ハチドリのひとしずく」をご紹介してスタートしました。
小さなハチドリという鳥が、森が火事になったときに多くの動物たちが逃げ出す中、小さなくちばしで水を運んで火事を消そうとしていました。動物たちは「そんなことをして何になるんだ」と言いましたが、ハチドリは「私はわたしにできることをしているだけ」と答えました。
そして、お話は「さてこの森の火事はどうなったのでしょうか、つづきはあなたが考えてください」と私たちに問いかけて終わります。
環境活動支援や「スローライフ」の提案をしているナマケモノ倶楽部では、このお話の紙芝居などを販売しています。一人ひとりの行動、そして力を考えさせてくれるお話です。
報告 寄付が伝えるメッセージです。
「レインボウハートプロジェクト」
大津市ボランティア連絡協議会の会長 御舩さんから東日本大震災の被災地へ日本中から寄せられた給食袋を届けた「レインボウハートプロジェクト」をご報告いただきました。
多くの人が被災者のために何かしたいと思いながら、現地でのボランティア活動などをするのが難しい状況の中、子ども達の給食袋を作ってくださいと呼びかけ、日本だけでなく世界中から集まった約1万枚の給食袋と子ども達へのメッセージを福島県の66の小学校・幼稚園に届けてこられました。そして、子ども達から寄せられたお礼のメッセージを日本と世界の給食袋を作ってくれた人たちへ届けました。遠く離れていても心の絆が結ばれた活動のご報告でした。
レインボウハートプロジェクトのブログ
「ペニーハーベストプログラム」
日本フィランソロピー協会 宮本さんから子ども達自身が考え、実践する寄付活動をご紹介いただきました。
このプログラムはアメリカのNPOが開発した寄付教育プログラムで、主に4歳から14歳の子どもが活動します。学校の授業とも連携して、年間を通じて地域で学び、子ども達自身が話し合って寄付先などを決めて、募金を集め、報告を行うという活動です。この活動をとおして子ども達は積極的に社会に参加し、社会の一員である意識が育ちます。宮本さんは東京で行ったこの活動から「子どもたちがどんどん積極的になり、子どもたちが社会を変える力を持っていることを教えられました。」とお話されていました。
日本フィランソロピー協会

「レイクス・スポーツファンド」
プロバスケットチームの運営や地域のスポーツ活動を支援する滋賀レイクスターズ代表取締役 坂井さんから地域のスポーツ活動を支援するファンド設立についてご報告いただきました。興行収入の3%、情報誌「Lakes」の広告収入の3%、ファンクラブ会費の10%をファンドの原資に充当し、地域スポーツの育成のために助成していきます。チームの応援が増えると地域のスポーツ活動も元気になっていくという仕組みをお話いただきました。
滋賀レイクスターズ

パネル出展団体の活動発表です。28団体が各1分ずつ発表していきました。写真と活動紹介がスクリーンに出るので来場者にも活動をイメージしながら聞いていただけたと思います。

最後に、ステージを飾ったお花と野口健さんにサインしていただいた本『それでも僕は「現場」に行く』のプレゼント抽選を行い、無事に終了しました。

来場者アンケートでは
「野口健さんのお話は分かりやすくて良かった」「自分にもできることを始めたい」「こんなにたくさんの団体が地域で活動されているのを知ることが出来て良かった」などなど感想をいただきました。
終了後、淡海ネットワークセンターのふらっとルームで出展団体のみなさん、来場者の方、スタッフで1時間程度ですが、交流会を行いました。来年はどんな方を基調講演に呼ぶの?活動団体発表などプログラムをもう少し工夫したいね。など、みなさん来年に向けてやる気満々で終了となりました。
みなさま、ありがとうございました。
当日の様子を写真でご紹介しています。
ONC的におの浜通信「未来ファンドおうみフォーラムその1」
ONC的におの浜通信「未来ファンドおうみフォーラムその2」
ONC的におの浜通信「未来ファンドおうみフォーラムその3」