日本水大賞委員会 第26回日本水大賞募集

日本水大賞は、21世紀の日本のみならず地球全体を視野に入れて、水循環系の健全化を目指し、美しい水が紡ぎ出す自然の豊かさの中にも水災害に対して強靱な国土と社会の実現に寄与することを目的としています。

【対象となる活動分野】
 水循環系の健全化や水災害に対する安全性の向上に寄与すると考えられる活動で、以下の
 ような分野における諸活動(研究、技術開発を含む)を対象とします。
 1.水防災:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
  ・防災教育を地域や学校等で行っている
  ・住民避難の円滑化に関する新たな視点を用いた独自の取組みを行っている
  ・水災害に対する安全性の向上に資する技術を開発し、普及する(水災害に関わる
   情報をタイムリーに取得・伝達する、ハイテク機器・文化財・ライフライン等を
   水災害から守る)
  ・雨をためる、しみこませる、ゆっくり流す
  ・河川の伝統的技術や災害体験の伝承等の啓発・普及
 2.水資源:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
  ・水を大切にする
  ・山や川などの水源地を大切にする
  ・水の様々な役割(農業用水、工業用水、水道用水)
 3.水環境:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
  ・川や湖沼、海などの水をきれいにする
  ・水辺や水のある地域づくりを行う
  ・水にかかわる体験活動、環境学習を進める
  ・生き物の保全にかかわる活動
 4.水文化:例えば、以下の視点などから実施される諸活動
  ・水や川や湖沼、海などに対する敬意と親愛を高める
  ・水や川や湖沼、海などの文化を創り、広める(芸術、文学を含む)
  ・地域における水文化を発掘する、普及する
 5.復興:上記の1から4に該当する諸活動のうち、地域の復興の視点から実施されるもの

 *その他、上記に関係する国際的な連携・技術協力・学会活動等
 *日本ストックホルム青少年水大賞への応募については、上記に関係する調査研究および
  調査研究にもとづいた実践的活動(詳細は「日本ストックホルム青少年水大賞募集要項」
  を参照してください)

【対象となる活動主体】
 水循環系の健全化に寄与すると考えられる活動で、以下のような方々が実施する諸活動を
 対象とします。なお、個人、法人、グループの種別、年齢、職業、性別、国籍等を問い
 ません。
 1.学校
  ・小学校における川や水をテーマにした総合的な学習やクラブ活動など
  ・中学校、高等学校における全校的な社会的活動やクラブ活動など
   なお、高等学校または同等の学校で、「日本ストックホルム青少年水大賞」に応募する
   場合は、「日本ストックホルム青少年水大賞募集要項」による(日本水大賞は活動重視、
   日本ストックホルム青少年水大賞は研究重視となります)
  ・大学、専門学校などにおける研究や技術開発については、その成果が直ちに社会貢献に
   つながるものを対象とし、いわゆる純粋な学術研究にとどまっているものを除く
2.企業
  ・企業が行う生産過程などにおける環境対策、社会や地域への貢献活動、技術や装置など
   に関するビジネス活動や製品・サービスを通じた社会貢献や国際貢献に優れた実績を
   上げたもの
3.団体
  ・NPOなど民間で組織する団体または法人が行う諸活動
  ・自治会による水害時の住民の安全を確保するための取組みなど
4.個人
  ・個人が主体で行っていると認められる研究や技術開発、文化活動または節水、水質保全の
   ための生活改善運動などの諸活動
5.行政
  ・地方自治体による水害時の住民の安全を確保するための取組みなど
  ・地方自治体の市民連携活動および政策や制度など
  ・水防団、消防団などで行う活動など

【応募締切】
  2023年10月31日(郵送の場合は当日消印有効)

【問合せ・申込み先】
  応募用紙(4枚)に必要事項をご記入の上、応募用紙および添付資料を送付または
  持参してください。
  ※応募用紙は下記HPまたは募集要項のQRコードから取得できます。

  日本水大賞委員会事務局:公益社団法人 日本河川協会
  〒102-0083
  東京都千代田区麹町2-6-5 麹町E.C.Kビル3階
  TEL:03-3238-9771 FAX:03-3288-2426
  E-mail:taisyo@japanriver.or.jp

【詳細はこちらのホームページからどうぞ】
  https://www.japanriver.or.jp/taisyo/