公益財団法人 浦上食品・食文化振興財団
2024年度 食文化復興支援事業 募集
全国で風水害等の災害が多発している。災害地域の多様なニーズに応え、活動しているNPO等諸団体の存在は大きいものがあると考えます。浦上財団の事業目的範囲である食・食文化振興の分野において、被災地域等で食を通して復興支援を必要としている助成対象者及び地域の食文化を次世代に継承する活動を実践している助成対象者を全国規模で広く公募し選考委員会で選考していきたいと考えます。
浦上財団は以上のような認識のもとに、食を通して被災地域の多様なニーズに応えるとともに日本の食文化復興支援活動を実践しているNPO等諸団体を支援することを通じて、日本人の伝統的な食文化の保護・継承・発展に向けた支援の一助に資することといたします。
【対象とする活動内容】
全国を対象にNPO等の団体が行う次のような復興支援活動
Ⅰ 災害復興支援活動
ア 食を通して農林水産業の復興につながる活動
実績例) 地元物産加工施設内に設置する冷蔵庫・冷凍庫・ガス調理台費、
地元物産販売所内に設置するテント・冷蔵ショーケース代や製品パンフレット印刷代
イ 食を通して食品の製造加工業や直売所、飲食店開業などの雇用創出につながる活動
実績例) 就労支援による農産物生産・加工(苗や調理器具空入費、ビニールハウス修繕費)
ウ 食を通して防災意識や防災行動の向上を普及する活動及び災害後の支援活動
(災害時のメニュー開発・普及、災害後の支援活動など)
エ 食を通して地域でのコミュニティ形成目的などの復興支援活動
(災害後の地域の住民移動等による過疎支援やもともとの住民と新住民支援の活動など)
実績例)コミュニティ形成の交流会開催費(交通費、材料費)
Ⅱ 食文化復興支援活動
オ 食を通して地域の食文化を次世代に継承する活動
(和食ユネスコ無形文化遺産登録を受け地域の伝統食の食文化保護・継承活動など)
カ 食を通して農業との連携につながる支援活動
実績例) 食農連携で耕作放棄地等での農業を通じて地域の食文化復興に取り組む事業など
キ 食を通して食育につながる活動
実績例) 地元物産を使った料理教室(講師謝金、送迎バス代、食材費、消耗品代)
【対象者】
全国各県で活動している次のいずれかに該当する団体で反社会的組織でない団体
A 法人格を有している団体
B 地元の為になる活動をしている団体
C 新たな価値を創出するNPO等や企業との連携をしている団体
【申請受付期間】
2024年10月1日(火)~10月31日(木)
【申請方法】
財団のホームページから申請フォームに必要事項を記入の上申請
【問合せ・申込み先】
公益財団法人 浦上食品・食文化振興財団ホームページの「お問合せフォーム」
もしくは事務局(電話番号 050-3532-6365)にお願いします。
※食文化復興支援事業への申請に関するお問い合わせは10月31日(木)16:00まで
【詳細はこちらのホームページからどうぞ】
https://www.urakamizaidan.or.jp/index.html