理事長就任のご挨拶

このたび橋本前理事長の後任として、公益財団法人淡海文化振興財団の理事長を拝命いたしました。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行されたことで、様々な社会活動が再開されるなど、県内においても以前の状況を取り戻しつつあります。
このような中で、橋本前理事長から理事長職を引き継ぎましたが、まさに時代の転換期を実感しているところです。
当淡海文化振興財団につきましては、1997年4月に滋賀県で提唱されました「新しい淡海文化の創造」に寄与するため、県域の中間支援組織として設立されて以降、NPOや市民活動団体等の様々な支援に取り組んできたところです。
近年少子高齢化の進展や地方の衰退などの様々な課題が進展しており、これらの課題に対してNPOや市民活動団体が果たすべき役割がますます増加する中で、団体を支える中間支援組織の役割も更に重要になっています。
当財団は、県域の中間支援センターとして、これまでに培ってきた人的資産などの強みを活かしながら、長期的な視野をもって新しい時代に対応したセンターになれるよう、今後とも役割を果たしてまいりたいと考えています。
もとより微力ではございますが、当財団のさらなる発展のため、鋭意努力いたす所存でございますので、格段のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

菅 哲哉