2025年度未来ファンドおうみ助成先団体活動(中間報告)のご紹介!③

2025年度未来ファンドおうみ採択団体さんの活動をご紹介します!
今回報告会で使用したポスター資料を添付しています。クリックしてご覧になってください。

■びわ湖の日基金

1.ひらの森のがっこう

鵜川の自然を未来につなぐみんなの小さな森づくりプロジェクト

山・川・琵琶湖・田畑が徒歩圏内にある高島市鵜川周辺は、近年自然が荒れだす兆候があります。このため今回は、先ず調査を進め、最適な環境改善の方法を探り、実践活動へつなげていきます。そのためには地域の人たちの関心、活動の認知を広げるためにワークーショップなどを行い、地域のひとりひとりが自分たちで改善し、メンテナンスできるように取り組みます。

※生物系、生態系の現地の状況観察を行い改善点を探るなどをされ、棚田の石積みの練習を通して補修したり、川底の石を取り除くなどして環境改善につなげられています。木の実や魚が豊富で自然豊かだったころの状況を復活するために子どもや地域の方々に関心をもってもらえるような活動を展開されています。

7,ひら森がっこうのサムネイル

2.TANAKAMIこども環境クラブ

び・わ・こまるごとプロジェクト~ビワイチ+環境学習+田んぼ~

サイクリングで琵琶を一周する「ビワイチ」。このビワイチを通して子どもたちに環境学習を提供します。琵琶湖周辺の散策などいくつかの活動を取りれ、琵琶湖(湖沼)の環境保全へのアプローチを促します。また、地域の農家の方とのかかわりを深め、稲作の実施とともに田んぼの生き物観察も同時に行い、地域の環境学習を深めます。

※カヌーやSUPをつかい楽しく環境学習をされています。眺めることはできるけれど実際に水の上にいかないと琵琶湖の中のことは知ることが難しく、どんなゴミがあるのか実際に目で見て確認したり、田んぼでお米を作る工程を体験し、お米つくりの大変さと水路で貴重な生き物を発見したり、小中高生が関わりながら保全活動と環境学習が確認できる活動です。

8,TANAKAMIこども環境クラブ未来ファンド中間発表のサムネイル

 

■積水化成品基金

1.特定非営利活動法人 甲賀の環境・里山元気会

山をきれいにして里山を好きになろう!(里山をみんなで整備しよう)

地域に存する荒廃した里山に対して、その復元及び、里山資源を利活用し啓発、交流事業を行い、地域の保全に寄与することを目的として活動しています。今回は、美しい里山づくりを目指すともに、里山体験のパッケージ化を進め、里山体験の明確化とリピーターの増加に取り組みます。本会は20周年を迎え、さらに活動を継続することで他地域の荒廃する里山の復元へのモデルとなるよう、活動に自信を持って我々の里山を広くPRしていきます。

※里山元気会の会員さんと、ボランティアの方々で倒木材の整理・間伐材の伐採の活動をされ、チェンソーの講習会を開き技術向上を促進する等を行い、又、里山に関心を持ち参加して頂きやすい里山体験パッケージを制作し、パンを焼いたり、そりあそび、火起こし体験を通して地域の方々と共に楽しむ企画を考えるなどした活動を展開されて里山保全に努められています。

9,里山元気会のサムネイル