TOPOSの石山まちかど塾を見に行きました。
スタッフの坂下です。
未来ファンドおうみ「おうみNPO活動基金」助成事業の石山まちかど教師塾を見学してきました。
TOPOS(トポス)は、教員の資質向上を目指し、教員志望の学生を支援することを目的に、地域で教育実践研究プログラムを作っています。滋賀大学教育学部の学生が中心に活動しています。
大津市石山で教育実践を向上させる場であり、また地域の子どもたちの学習支援をする場としてまちかど教師塾を開催しています。
塾が開かれている栄2自治会館を訪ねました。
今日は、中学2年生に英語の授業をします。
今日の先生Aくんが授業の教材や手順、時間配分などについて説明し、他の学生から意見やアイデアを出し合います。
授業のテーマは、英語で自己紹介をする。自己紹介を聞こう。英和辞典を使おう。などでした。
授業の準備をして、意見をもらいながら組み立てるのは、教師塾だからできること。教員志望の学生にとっては授業づくり、子どもたちとの対応の仕方などを体験し、学べる場になっています。
授業では、子どもの指導に参加している学生たちも対応します。一人ひとりの理解度合いが違うので、一人ひとりに併せたサポートをしながら、授業を進めておられました。子どもたちにとっては、年齢も近いので先生というよりお兄さん、お姉さんから教えてもらっている感じかもしれませんね。
授業が終わった後は、授業のふりかえりをして、子どもたちへの働きかけや声のかけ方、分かりやすい説明など改善点が出されていました。
毎週水曜日、午後6時半から1時間のまちかど教師塾。
地域の方や子どもたちの保護者とも交流しながら、学生にとっても、子どもたちにとっても充実した内容にしていきたいと思っておられるとのことでした。
今後も活動をご報告していきます。