【2/19】
サイクルツーリズムシンポジウム2021-2022
「びわ湖サイクルツーリズムが拓く持続可能な社会
~SDGsと気候危機の時代に自転車旅ができる貢献~」
2月19日(土)@Zoomを使用し、オンラインで開催
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
自転車は移動手段として便利で、地域がもつ有形・無形の魅力を五感で味わうことができるだけでなく、自然環境にもやさしいモビリティです。
地球規模で「環境」に対する関心が高まるなか、ツーリズムにおいても、持続可能な観光(サステナブルツーリズム)への取り組みの必要性が問われ、国際的には「サステイナブルツーリズムに取り組んでいない観光地は10年後には淘汰される」とも言われています。
そこで本年度は、「GSTC基準(持続可能なツーリズム基準)」にスポットをあて、滋賀県からだからこそ発信できるサイクルツーリズムの在り方について考えます。
GSTC基準の基本的な考え方から、実際に滋賀県下で取り組んでいる方々の声を拾い、自然と共生してきた滋賀の伝統的な暮らしと景観が私たちの社会の持続可能性とどうつながっているか、そこにサイクルツーリズムが果たせる役割を考え、今後の活動につなげるきっかけとします。
○GSTCとは
Global Sustainable Tourism Council、
グローバルサステナブルツーリズム協議会(世界持続可能観光協議会)の略。
持続可能な観光の国際基準を策定・管理する国際機関。
世界持続可能観光協議会 (GSTC) 基準(クライテリア)は、観光地や観光関連事業者らが最低限達成すべきものとして作られています。
【日 時】2022年2月19日(土)13:30~16:30
【場 所】ZOOMを用いてオンラインで開催
【内 容】
基調講演「持続可能な観光の国際基準と国内外の動向について」
グローバルサステナブルツーリズム協議会(GSTC)公認講師 高山 傑 氏
滋賀におけるサイクルツーリズムの考え方
ホテル琵琶レイクオーツカ 支配人 山極 明宏 氏
和ウトドア 主宰 福冨 雅之 氏
輪の国びわ湖推進協議会 会長 藤本 芳一
ディスカッション「滋賀からの発信 サイクルツーリズムが拓く持続可能な社会」
パネリスト
GSTC公認講師高山 傑 氏
ホテル琵琶レイクオーツカ 支配人 山極 明宏 氏
和ウトドア 主宰 福冨 雅之 氏
輪の国びわ湖推進協議会 会長 藤本 芳一
コーディネーター
輪の国びわ湖推進協議会 事務局長 佐々木和之
【参加費】無料
【主 催】滋賀プラス・サイクル推進協議会 輪の国びわ湖推進協議会
歴史街道推進協議会
【申込み・問い合わせ】
輪の国びわ湖ウェブサイト(https://www.biwako1.jp)の申込画面、
または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、
参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、メールアドレスを
ご記入の上、お申し込みください。
ご連絡いただいたメールアドレスに参加のためのURLをお送りいたしますので、
wagaku@biwako1.jpからのメールが受け取れるよう設定をお願いいたします。
お問い合わせはこちらのフォームから https://www.biwako1.jp/inquiry
■登壇者プロフィール
●高山 傑(たかやま まさる)氏
グローバルサステナブルツーリズム協議会(GSTC)公認講師・選挙委員
1969 年京都市生まれ。カリフォルニア州立大。10 年以上のアメリカと
1年半のコスタリカ留学を経て80 か国700 都を滞在・訪問。
持続可能な観光の国際基準の策定と審査については日本で第一人者と自負。
ライフワークとしては、アジア国21 か国のエコツーリズムネットワーク理事長として
活動するほか、訪日外国人向けのエコラグジュアリーツアーを旅行会社として
日本各地で開催。2015 年からは文化財を活用した国際観光にも着手。
日本の美しさを次世代に継承するために奮闘している。
アジア太平洋観光交流センター(UNWTO 支援機関)
サステナブルツーリズム 推進センター委員。
観光庁持続可能な観光ガイドラインアドバイザー、他。
活動領域:
持続可能な観光の国際基準に基づく観光地(DMO)、宿泊施設、
ツアーオペレーター(旅行会社)への助言、コンサルティング、
認証制度取得に向けての後方支援、エコツーリズムや自然公園など保護地区における国際観光
に関する全般
●山極 明宏(やまぎわ あきひろ)氏
株式会社大塚商会 琵琶レイクオーツカ支配人
滋賀県生まれ滋賀県育ち。大学卒業後、守山市「サイクリストの聖地碑」前にあるホテルに入
社、ホテルスタッフとして、またプラネタリウム解説員として従事する。
この前職ホテル在籍中、サイクリングを趣味にしたこともあり、「ビワイチ」に関わり始め、
宿泊施設としてのビワイチサイクリスト誘致に取り組む。
2019年、琵琶レイクオーツカ入社、「滋賀県一サイクリストに優しいホテル」を目指し、
日々活動中。滋賀の風景である「飛び出し坊や」コレクションマニアでもあり写真展を開いた
こともある。
現在サイクリングしながら飛び出し坊やの写真を撮るというのが休日の過ごし方。
●福冨 雅之(ふくとみ まさゆき)氏
和ウトドア/主宰
トミープランニング/代表
一般社団法人my turn/理事
京都ソーシャルイノベーション研究所/フェロー
1969年京都府生まれ/社会生態研究家
・フェアトレード及びサスティナブルな製品開発に取り組むファッション企業の
経営アドバイザー&コーチング。
・クリエイティブワーカー育成塾の運営。
・起業スタートアップセミナー講師。
経歴:
1991年、京都のアパレルベンチャー企業に就職。京都、神戸、大阪へと25年間
レディースファッションに携わり、営業、企画、小売を経験し、ブランドプロ
デュースやセレクトショップ開発に従事。
働くなかで“大量生産・大量消費”の社会に違和感を抱き、2015年、滋賀のまち
づくりプロジェクトにワークシフト。
人のつながりがある幸せのカタチ”を発信していく。
現在は京都・滋賀で、地域の生態系を創る「living lab 」にも関わり、
well-beingなライフスタイルを提案している。
※「和ウトドア」とは、日本の自然や文化を ”心” で感じるアウトドアスタイルの
こと。
自然が持つ四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった
文化や歴史に触れることで、“心の豊かさ” に気づくことができる。
自然と人の架け橋となり、その ”心の豊かさ” を次の世代につなげていきたい。
●藤本 芳一(ふじもと よしかず)
輪の国びわ湖推進協議会会長、自転車ライフプロジェクト代表。
自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと
適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外50ヵ国を自転車で走る。
共著に『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)、
『ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』
『ちずたび 京都と出会う自転車BOOK 市内版』
『ちずたび 京都を走る自転車BOOK ロングライド版』(西日本出版社)等。
●佐々木 和之(ささき かずゆき)
輪の国びわ湖推進協議会事務局長 ・水色舎(すいしょくしゃ)代表
1973年東京都生まれ。滋賀県立大学を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得
退学。
河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まち づくり
コンサルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。
輪の国びわ湖推進協議会の設立 業務を担当し、設立時から事務局長。
滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀 プラス・サイクル推進協議会にも、元と
なったプラン策定時から関わる。