「強みを活かし、新たなファンづくり」【第三回伴走支援】あいとう福祉モール
どこの団体さんも「強み」は、いくつか持っておられます。
ただ、社会の環境が日に日に変わっていく中、
その強みを活かしきれているかと言うと、
十分でないと言わざるを得ない所もあります。
「新たなファンの創造」は、NPOをはじめとする団体にとって
大きな壁になっているように思えてきました。
今回の伴走支援では、この課題に対処して行く術として
「ロジックモデル」の活用しながら、課題を解決、
チャレンジして行こうというテーマです。
あいとう福祉モール運営委員会様では
当初の思い描いていた事は、ほぼ実現できたと仰っています。
ただ「みんなで共有する大きな目標はあるけど、
2~3年後を目指した具体的な指標が欲しい」というご意見から
第3回伴走支援が始まりました。
3事業が連携する4つの柱から、
今は「生活支援」と「若者支援」に重きをおくようになっているようです。
「若者支援」は最終的には就労支援に結ぶ活動になります。
では、それに繋がる戦略的なマネージメントは?と問われると
なかなか見いだせない現実があると悩んでおられました。
また、この課題解決には新たな人材育成の必要性は理解できても
その投資に向ける財源確保なども、問題の根底にあります。
そのような課題をいくつも挙げていき、
それに関連する、あいとう福祉モール様の資産やノウハウなどの
「強み」を繋げていく。
地道に聞き出しロジックモデルを設計していくと
今まで気付かなかった新たなファン層が見えてきたりします。
あいとう福祉モールさんは「数値目標」を明確に設けておられます。
それに対し「現実的でない。達成できないから、出来る所で無駄を減らそう」と思うか
「達成するには、中期的な目標を設けて、今何を行うべきか考えよう」と思うのでは
日々のモチベーションも変わってきます。
結果、今回は「新たなファンづくり」について、
具体策がいくつか挙がってきました。
次回はこのロジックモデルにファンドレイジングの視点からの
課題解決策を入れて、より具体化した内容に積み上げていきます。
あいとう福祉モール運営委員会様の「強み」
地元の食材を使った「野菜花」のランチ
今回は夏野菜一杯の「カレー」を頂きました。
美味!!