卒塾生インタビュー
おうみ未来塾の卒塾生4人に、未来塾で学んだことや、それらが今の仕事や活動にどう活かされているか、聞いてみました!
《インタビュー時期:2023年3月》
大山 真さん (12期生) ①近江八幡市 ②会社員 ③デザイナー ④8meets(伝統野菜「北之庄菜」のプロデュース活動) 岡 佑里子さん (1期生) ①東近江市 ②学生 ③京都YWCA ④心のバリアフリー(人が抱える「心のバリア」の実態調査と劇による発表)
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●おうみ未来塾に入塾した動機は何ですか?岡 当時は大学生で、ボランティアでNGO活動に関わっていました。主に県外で活動していましたが、出身地である滋賀県の地域のことをもっと知りたいと思い入塾しました。
山本 大阪での仕事を経て実家のある甲賀市に戻ってきたことを機に「地域のために何かしたい」と思ったが、何からすればいいか分からず、SNSで調べて相談した相手が、おうみ未来塾の卒塾生でした。 中畑 会社以外でも何か社会貢献がしたいと思い、ボランティアを探していた時に未来塾のパンフレットと出会いました。
●未来塾ではどんな「学び」がありましたか? 大山 当時はグローバルな仕事がデザイナーとしての醍醐味でしたが、入塾して、ローカルコミュニティの活性化が地域の未来に活力を与え、やがて世界につながると感じました。 「地域活動」は定年退職してからの活動というイメージがありましたが、同期の塾生のフットワークの軽さを見て、若い世代でもどんどんアクションを起こせばいいんだ、ということを学びました。 山本 「滋賀をよくしたい」という共通の思いをもった仲間ができたことが大きい。人とのネットワークの広げ方や異世代との付き合い方も自然と身につきました。 中畑 グループ活動でのイベントには6歳と8歳の子どもも連れていくことが多く、子どもたちも一緒に貴重な経験や学びをさせてもらえました。子育て中の当事者として、今の地域社会の中で何が課題なのかみんなで確認しあえたのもよかったと思います。 在塾中は時間的に厳しい面もありましたが、それを超える充実感がありました。オンラインミーティングがあったおかげで仲間との絆も深まり、最後まで続けることができました。
●未来塾での経験は今に活かせていますか? 中畑 同期のメンバーとは今も情報交換が続いています。「シガリアン」のグループ活動を卒塾後も継続するかたわら、未来塾での経験を活かし、地元彦根で「子ども第三の居場所」づくり活動にも参画しています。 山本 未来塾生として立ち上げた活動を「村づくりLabo.」として継続。市内をはじめ、多くの方に磯尾の地域資源を活かしたイベントを楽しんでいただいています。 大山 地域活動の現場で生の声を聞けたり、実践を通じて多くの体験や失敗を実際に体感できたことは、セミナーや本では決して得られない貴重な経験でした。 岡 未来塾は、人と人とのマッチングの場。現在は京都YWCAで多文化共生・高齢者・保育園の運営などに携わっていますが、未来塾での基盤があるからこそ、今の仕事につながっていると感じています。 |
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