市民が主体的に公益的な活動に取り組みことによって、いきいきとした地域社会がかたちづくられることに大きな期待が寄せられています。

淡海ネットワークセンターでは、個人や企業などからお寄せいただいた寄付を市民活動団体への助成事業へつなげています。

2015年度は次の助成先団体の事業を支援します。

 

1 応募の状況

(1) 募集期間   2014年12月2日(火)~2015年1月25日(日)

(2) 応募団体数  39団体

 

2 審査会の開催

(1)1次審査  書面審査

(2)公開プレゼンテーション2次審査会  2015年3月7日(土)

 

3 助成期間:2015年4月1日 ~ 2016年3月31日

 

4 採択団体数・助成額

●おうみNPO活動基金助成       2団体 1,000,000円

●びわこ市民活動応援基金助成      6団体 1,393,000円

●びわ湖の日基金助成         1団体  280,000円

●積水化成品基金助成         1団体  200,000円

●笑顔あふれるコープしが基金助成    4団体  300,000円

●ナカザワNEOフレンドシップ基金助成    6団体  415,000円

 

おうみNPO活動基金助成採択団体(2団体)

団体名:NPO法人家棟川流域観光船

事業名:家棟川の自然を体験するエコツーリズムPR事業

助成金:500,000円

内 容: 2007年、家棟川流域の河口部で屋形船を運航し、市民や観光客に川や琵琶湖の素晴らしさと、ゴミの実態も見てもらうことにした。以降、我々が常時、川に居るので不法投棄は出来なくなった。

今回の助成事業では、これまで行ってきた本事業の写真集(冊子)をつくり、広報活動に利用する。また、事業の活動内容が見える形にして、多くの人に感心を持ってもらい、活動に参加してもらえるようにする。 

また、5隻の屋形船があるが、8年目になり老朽化も進んでいるので、修理を行うほか、事業運営に必要な人件費を確保し、事務局体制の強化を図っていく。

ホームページhttp://www.yanamunegawa.org/(別ウィンドウで開きます)

 

団体名:特定非営利活動法人 芸術村IN余呉実行委員会

事業名:余呉まるごと里山芸術村

助成金:500,000円

内  容: 人口減少という過疎と文化的過疎が町民一人ひとりの内面にまで及び、まちから活気が消えてしまう「心の過疎化」を防ぎ、余呉町を「元気いっぱいの町」とするため、豊かな自然や歴史文化等の地域資源を見直し、「地域全体を芸術広場に」を合い言葉に、引き続き2015年も地域の寺院や古民家等に芸術作品を展示し、余呉地域の暮らしの中にある芸術を楽しむイベントを行う。

特に、2015年は2013年度から取り組んでいる「廃校を芸術文化センター」として再生する運動を通じ、さらなるクオリティの高い事業を推進する。具体的な内容としては、旧余呉小を再生し、音楽ライブやアートの作品展示を行うともに、地域の古民家や寺院において、絵画、木彫、写真、陶芸等の芸術作品を展示する。また、地産地消の理念に基づき、地域の産品による食文化イベントを行う。

ホームページhttp://art-yogo.com/index.html(別ウィンドウで開きます)

 

びわこ市民活動応援基金助成採択団体(6団体)

 団体名:ハートフルガーデナー園芸福祉おおつ

事業名:身障者や高齢者とともに花や緑があふれる町づくり

助成金:115,000円

内 容:身障者の授産通所施設2か所と高齢者が通うディケアセンター2か所に設けた花壇で、年2回、花苗の植え付けを通所者とともに行う一方、大津駅前や湖岸なぎさ公園の維持管理にも携わる。

また、花壇経営を休む冬季の2月に他の園芸グループや園芸好きの市民に声をかけ、日頃の活動で感じ考えている諸問題について、その解決策を探る「園芸学習会」を開催する。併せて「ボランティア活動」について意義意味を考える場とする。

 ホームページhttps://sites.google.com/site/heartfulotu/(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名:湖北田舎暮らしフェスタ実行委員会

事業名:湖北田舎暮らしフェスタ開催事業

助成金:300,000円

内 容: 近年、都市住民の田舎への定住希望が高まりを見せ、一方で、湖北地域においては、中山間部を中心に人口減少・高齢化等によるコミュニティの停滞といった問題が顕著になりつつある。

そこで、都市住民の湖北地域への移住・交流を促し、地域の活性化を図るために、湖北に興味を持ち、あるいは定住を希望する都市住民の人たちに、湖北地域の住まい、仕事、生活環境等の各種情報を提供するとともに、地元の地域づくり団体との交流事業を行う。また、その事業を通して、地元の人たちが自分たちの住む地域の魅力の再発見、地域の活性化につなげていく。

 

●団体名:虎御前山古墳と中世城郭保全顕彰会

事業名:虎御前山の古墳と中世城郭の整備、測量を行う事業

助成金:300,000円

内 容:虎御前山には信長が築いた堀切、竪堀、土塁、帯郭が見事に残る。また、山全体に古墳群が点在しており、87基を数える。一昨年から南の主要尾根筋(信長馬場古墳群 A・B・C支群)の測量を進め、A支群の古墳測量を進めており、今後北方の城郭遺構の測量に着手したいと考えている。また、地域づくり協議会が進める田んぼアート事業や、地元小学校の地域学習とも連携を深めながら、地元では環境保全と史跡の顕彰をおこない、文化遺産を後世に伝る取り組みを行う。

 

 ●団体名:湖西いきいきネットワーク

事業名:高齢化社会を迎え撃とう!認知症と寝たきりの予防教室開催

助成金:298,000円

内 容:中高年者及びそれに関わる団体等を対象に、「一生使える口、一生錆びない体、一生ボケない頭」をモットーに認知症や寝たきり予防のためのトレーニングを行う教室を開催する。また、教室における認知症の知識啓蒙活動を通じて、認知症の早期発見に貢献し、地域ぐるみでの患者の見守り体制を作り上げるとともに参加者や地域住民からの情報を生かし、認知症患者のみならず、独居老人や高齢者世帯の見守りにもつなげる。

 

●団体名:子育てサークル「CHEERS STATION」

事業名:KOKA子育て楽しい元気なまち作り~繋がりと共に~

助成金:300,000円

内 容:平成23年より子育て真っ只中の母親が悩みを一人で抱え込まないよう、気軽に集える、交流できる、居場所作りをしてきた。26年度は、行政や他団体との繋がりもでき協働事業を開催、益々活気あふれる居場所作りに励む。そして、市内の子育てサークルや市民団体と共に甲賀の子育てを応援し、元気な甲賀のまちづくりを目指す。

ホームページhttp://cheersstation.jugem.jp/(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名:NPO法人KENA

事業名:キッズイベントを通して留学生とこどもたちとの橋渡し役をつくる

助成金:80,000円

内 容:地元の子どもたちと県立大学生及び留学生との交流を図り、滋賀県においての国際教育の活性化を図る。また、地元の大学を広く保護者、児童・生徒に認識して頂き、遊び等を通して滋賀県立大学は楽しく学べる場所だということを体感していただく。学生にとっては、こども達と触れ合うことで留学生と子どもたちの橋渡し役となることができ、こどもを含め地域の人々と沢山触れ合うことで、留学生に必要なコミュニケーションスキルを磨くことができる。また、それぞれの故郷の魅力を見つめなおす良い機会となる。夏はサマーキッズイベント、秋はハロウィンパーティを行う。

ホームページhttp://npokena.wix.com/kena#(別ウィンドウで開きます)

 

びわ湖の日基金助成採択団体(1団体)

 ●団体名:びわ湖りす森倶楽部

事業名:地域を元気に びわ湖の森苗木育成事業

助成金:280,000円

内 容: 全国で広がっている森林病害虫 ”松くい虫”。びわ湖の森でもこの

虫の広がりによって多くのマツの木が枯れてしまい、過去全国生産第6位だったマツタケはとれなくなってしまった。びわ湖の森の低山帯の針葉樹林にはかっては多くの人と、そこに住む動物たちの生活を支える、豊かな森が存在していた。この森に森林病害虫に負けない滋賀県産の抵抗性アカマツをつくるため、その苗木を生産するために、かって、マツタケ生産で賑わっていた今津地域の畑を借りて滋賀県産抵抗性アカマツの育苗を実施中である。

地域の森に植える苗木は、地域の人々手で育て、びわ湖へ他、育苗畑の残った場所で近江野菜などの生産なども行いながら、地域の人々との交流、子ども達へ地域の農産物を伝承して、次世代に続く森づくり及び地域づくりに取り組む。

ホームページhttp://risumori.net/(別ウィンドウで開きます)

 

 積水化成品基金助成採択団体(1団体)

●団体名:NPO法人甲賀の環境・里山元気会

事業名:元気な里山でみんなみんな元気になあれ!

助成金:200,000円

内 容: 2014年度の里山体験受け入れは、現在までに1000名を超える。また、昨年の設立10周年記念里山音楽会も盛会裏に終わることが出来た。予定した復元はほぼ終わり、自然豊かな里山で参加者は自然のすばらしさを体験し、保全活動にも意欲的に取り組むことができた。自然を大切にする子ども達の育成、里山づくりを市民に広げること、元気な里山維持が本会の現在の使命である。

2013年度・2014年度、積水化成品基金助成を受け、社員ボランティアと会員が一緒に活動し、里山保全復元の進捗を実感することができ、やる気と励みに繋がり和気あいあいと親睦を深めることもできた。元気な里山で遊んだり働いたりする人たち、恵まれた自然の中で生きる生き物たちがみんなみんな元気になれることを信じて、この事業を継続していく。

 

ホームページhttp://www.ac-koka.jp/genkikai/ (別ウインドウで開きます)

 

笑顔あふれるコープしが基金助成採択団体(4団体)

 ●団体名:NPO法人東近江スポーツクラブ楽苦備

事業名:3世代交流コミュニティスポーツの輪づくり

助成金:100,000円

内 容:子どもたちの運動能力の格差が広がる現状を認識し、運動嫌いな苦手な子どもの気持ちを汲み取った体育スポーツ「タグラグビー」を通じて、青少年育成及び地域活性化に努め、三世代が同じフィールド楽しめるコミュニティスポーツの交流を目的とする。

ジュニア世代にフェアプレイ精神を根づかせ「人間的成長」を向上しスポーツが好きになり体育が好きになり、スポーツ競技で汗を流す喜びを感じ、子どもと高齢者が触れ合うことで、子どもの情操教育、高齢者の認知症予防に努める。

 ホームページhttp://www.h-omi-spc-rakubi.com/index.htm(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名:MOMOやす

事業名:MOMOやすpresentsおいしいもん発見体験ツアー

助成金:60,000円

内 容: 野洲市内でどのような食材が作られているのか知らない人達(特に若い世代)が多く、核家族化により生産現場に触れる機会も少ないので、親子体験型ツアーを企画する。

地元生産者を応援したい気持ちから生産現場の見学、収穫体験、調理体験を通じて野洲の食材の魅力を発信する。子供達にとっては、できる限り収穫などの体験をすることが非常に大事な食育であり、野洲の食材そして地域に愛着を持つ心を育めるよう活動を行う。

 

●団体名:特定非営利活動法人青山まちづくりネットワーク

事業名:脳若返りの会~地域の高齢者への認知症予防~

助成金:60,000円

内 容: 分譲当時から20年過ぎ、住民の高齢化が進んできた。大きなタウンなので認知症予防に関して、各丁目自治会において老人会等の活動はあるが、継続的に認知症予防を行っている団体がなかった為、NPO青山まちづくりネットワークの新しい事業、高齢者福祉対策事業として2014年11月に立ち上げた。地域の高齢者の居場所づくりを兼ねて、青山市民センターにて継続的に毎週火曜日10時より活動を行っている。

 ホームページhttp://aoyama-network.com/index.html(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名: 特定非営利活動法人あめんど

事業名:小さな子どもたちのための食育事業

助成金:80,000円

内 容: 当法人は、子どもとその保護者の安心のために活動してきた。その中で「食」に関して興味や心配を持つ方が多くおられた。悩んでいても核家族化、孤立化の中でなかなか話を出来ない方々がおられる。そのため、子どもには「食べ物」ついて知ってもらい、食べたり、作ったりしながら楽しく自信をつける体験の場を提供する。

保護者子ども達の楽しく作って食べる姿を見ながら、不安な事や心配を講師やスタッフと話し合い、共に過ごす時間の中で安心して子育てに関わって頂ける機会を提供したいと考えている。協力スタッフ(先輩ママ達)は、一緒に活動しながら自らの体験を話し協力者として参加し、地域の見守りの役目を練習し、伝えていく。

ホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~amendo/index.html(別ウィンドウで開きます)

 

ナカザワNEOフレンドシップ基金助成採択団体(6団体)

●団体名:NPO法人Links

事業名:子ども支援ボランティア養成研修と人材バンク構築

助成金:70,000円

内 容:  本事業では、学習意欲はあるが、日本語の理解が不十分であるため、日本人とのコミュニケーションが取りづらい/授業内容が分からない/テストの設問に解答できない外国籍の子どもたちと日本国籍だが外国にルーツを持つ子ども達を対象に、学校等と連携しながら、その要請に応じて授業や学習会等で支援ができるボランティア人材の養成研修会の実施と人材バンクの構築を行う。

 

●団体名:甲賀市国際交流協会

事業名:ともにいきる地域づくりのための「人」「メニュー」開発事業

助成金:70,000円

内 容: 地域の国際化・多文化共生社会づくりのため、これまで、当協会が行う事業は「○○で△△を開催するので、来てください。」というスタンスで実施してきたが、地域に根ざし、定住もしくは永住もしくは永住する外国人が増えて来ていることなどから、これからはそれぞれの地域で多文化共生のまちづくりが出来るよう、協会が経験やノウハウを生かして、それぞれの地域で「ともにいきる地域づくり」に取り組んでもらえる仕組みづくりを行う。

国際化推進・多文化共生社会づくり事業をすべて国際交流協会が行うのではなく、それぞれの人材が「ともにいきる地域づくり」のリーダーとなって、それぞれの地域で国際交流、多文化共生、国際理解の視点を持って活動し、まち全体の国際化・多文化共生社会づくりを推進できるよう、この”ともにいきる地域づくりのための「人」「メニュー」開発事業を実施する。

 ホームページhttp://www.biwa.ne.jp/~mifa/(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名:日和

事業名:外国にルーツを持つ子どもらへの支援活動「日和」

助成金:100,000円

内 容:  外国人児童らに対する学習支援活動(日本語・学校教科の指導)やその家族との交流イベントを、学生が中心となり開催する。日本語力や学校制度の違いから、当該児童らが日本の学校生活や勉学で困難に直面することや、その保護者が高校受験等の制度を把握できないことがある。その環境では、子どもや家族が地域で孤立するおそれもある。本事業では若い大学生・大学院生が子どもに近い目線で支援を行い、それらのハンデや問題の解決に努める。

 

●団体名:鹿深deござれ!

事業名:外国人住民と住民の出逢いの過程を大切にした協働作業つくり

助成金:55,000円

内 容: 長年住んで居られる、あるいは定住化傾向のある外国人住民と地元住民とのお付き合い・近所付き合いは、地元住民同士のそれと決して同じとは言えず、顔の見える住民同士とは言えないのが現状である。

そこで、外国人住民と地元住民が出会って多種多様な事を話し合って何ができるかを討議・決定し、協働一致で作業を進める。これにより、日常的なコミュニケーションが図れ、顔の見える住民同士に近づいていくものと思われる。

甲賀市内で外国人住民の最も多い水口町を中心にして、作業単位を概ね小学校区域として、外国人住民と地元住民の出逢いのプロセスを重視した協働作業づくりを行うものである。

具体的には、例えば医療、防災、通訳支援外国人住民のネットワーク化等のキーワードで、ワールドカフェ(WC)・交流会を行い、出逢い・話合いの場を持ち、協働作業で決定した内容の作業を進めて行く。

 ホームページhttp://gozare.shiga-saku.net/(別ウィンドウで開きます)

 

●団体名:ワールドアミーゴクラブ

事業名:外国にルーツを持つ子ども達の学習支援

助成金:60,000円

内 容  外国にルーツをもつ子どもたちや地域の子どもたちの学習の場および居場所づくりを提供する。このほか、外国にルーツをもつ子どもたちの保護者に対し情報を提供や地域との関わりが持てるように、地域活動に参加する。

 

●団体名:湖南市国際協会

事業名:アジアとつながる架け橋「インドネシア語講座」

助成金:60,000円

内 容: 湖南市では、企業の技能実習制度活用により東南アジア系住民が増え、その中でもインドネシア住民が増えている。そこで言葉の壁をなくすため、地域企業と住民に向けた、インドネシアの言語と文化を学ぶ語学講座を開催する。基礎会話をスキット別に学び、文化も理解することで、地域とアジアをつなげる架け橋をかける語学講座である。

ホームページhttp://konan-ia.org/(別ウィンドウで開きます)